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2011. 09. 11  
ジオパークの仕事をしていると、よく住民の方から「がんばって」と言われます。
そのたび、ちょろっとへこみます。

ジオパークって、行政や研究者だけじゃできんのですよ…。

って言ったって、住民の方々はなにしていいやらわからんですよね。
行政も住民に対して「ジオパークとはなにか」ちゃんと説明してない気もする。
というより、行政もどうしていいのかわからんのですわ(苦笑)
研究者はというと、地域の実情を知らないもんだから(知る気がないのかも)、世界認証になることが目的みたいになっているし。

そもそも、ジオパークうんぬんの前に、住民のための「地域づくり」ができていないのです。
行政は、住民の視点に立った企画運営ができていない。
総合計画などの、地域づくりの骨幹作成が、一部の行政職員の思い込みで作成されていることは、
全国各地で言えることですけど…。

住民の代表である議会議員も住民の声を反映されたものになっていない。
そもそも政策論争で選挙が行われていない。
地縁血縁だけの選挙は、もうやめたほうがいいです。
損するのは、結局、住民です。

つまり、行政も議会も、住民の現状が反映されたものになっていないということです。
となると、住民の無関心、虚無感が増大します。
無関心だから、なんでも行政まかせになって、悪循環になるわけです。

で、なにが言いたいかというと、
行政は、これまでの慣例を捨てて、住民に対して「一緒に考えさせてください」って言うべきだということです。

議員の意識改革をすることも大切なのですが、
しょうもない利害が背後になるので、ちょっかいだすと面倒なので後回しでいいと思います。

行政が、積極的に住民の声を拾う努力をすること、
本音で住民と行政が語り合える状況作りをすること、
ここがとっても必要です。

そんなこと言うと、もめたらどうする?とか、
批判されたらどうする?と行政は心配します。

しかし、もめることが重要なんです。
合意形成を構築していくプロセスそのものに意味があるのです。

室戸ジオパークも、そういう視点を大事にしないと、
だれのために、なんのためにやっているのかわらないものであり続けてしまうでしょう。

行政が思っているよりも、住民は力をもっています。
わたしは日々、いろんな住民と接しながら、そう感じます。

住民と行政が一緒にがんばれるジオパーク。
私はできると思います。

行政がちょっとでも変われれば…。
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プロフィール

k.yuhora

Author:k.yuhora
琉球大学(学士)→筑波大学(修士)→北海道大学(博士)と北上してきました。
北大院生時代は、南幌町で離農した一軒家をお借りして、ミツバチと四季を感じながら暮らしていました。高知県室戸市の室戸ジオパーク推進協議会地理専門員を経て、現在、徳山大学経済学部准教授として働いております。

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