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2013. 08. 31  
文化不毛の土地。
いつぞや、とある教育関係者が室戸のことをこう言っていたのが印象に残っています。

わたしが思うに文化全般というより、芸術面でその傾向が強い気がします。
たとえば音楽。
バンドとかであれば積極的に活動している方もいるようですが、
クラシックや吹奏楽という面では市民にとって縁遠い存在な気がします。
だって頻繁にプロのクラシック音楽を聴く機会がそもそも少ないですものね…。

そんな室戸で、このところ個人的にからんだ音楽イベントが二つありましたので、
その話を書きます。


一つ目。
先週日曜日に、室戸吹奏楽団の第一回定期演奏会が開催されました。
わたしも一応団員なのですが、このところ多忙でほとんど練習に参加できなかったので、出演を控えようと思っていました。しかし低音がほしいというリクエストに応えてtubaを吹いてきました。

当日驚いたのは前売り券が完売していたこと。
音楽を聴くという行為に慣れていない室戸市民がそれほどまでに協力してくれていることに感動でした。

そして本番直前。
開演前の会場入り口を見て驚いた。

行列

行列が外まで続いている。
室戸の底力なんですよね。
地縁血縁のパワーです。

団員の平均年齢20歳代前半と思われる室戸吹奏楽団。
最近、室戸ジオパーク専門員に着任された県外出身の方が、
今回の演奏会に来て「室戸にこんなにたくさん若者がいたんだ」と驚いていましたが、
若者たちは本当にがんばってすばらしい演奏会を形にしました。
若者らしいエネルギッシュな演出。
お客さんのアンケートには「感動した!」というコメントがたくさん寄せられたようです。
室戸に音楽文化の新しい芽が生えたような気がしました。

ただ演奏面では未熟さがあったかな…。
吹奏楽をやっているとある高校生が、
「うまいとかへたとかいうよりバラバラに感じた」
「演奏を聴いて気持ちがモヤモヤした」
といった感想を言っていたのをちらっと耳にしました。

演奏面での楽団全体のレベルアップが今後の課題かもしれませんね。
わたしもがんばります(苦笑)


二つ目。

昨日、室戸でドイツ人ジャズコーラスグループの演奏会がありました。
日本ツアーの一環ということですが、わざわざ室戸で公演してくれるなんて驚きでした。

わざわざ室戸に来てくださるというのに困ったことがひとつ。
どうやらチケットが売れていないという情報が直前になってわたしの耳に入ってきました。

出演者の気持ちを考えるといたたまれなくなっちゃうんですよね…わたし。
ということで、急きょ放課後学習教室の中学生を連れて行くことにしました。
直前の声掛けにもかかわらず、14名の中学生が集まりました。
連れて行きましたよ。
我が家の車を出して。
だって、観客少なかったら出演者に申し訳ないもの…。

中学生たちは演奏終了後、ロビーで出演者からサインをもらったり、一緒に写真を撮ったりしていました。

国際交流?

帰りの車の中では、
あのひとがかっこよかったとか、
ドイツってどこ?行ってみたいとか、
一緒に写真撮ってもらった時の香水の匂いがすっごいいい匂いだったとか、
そんな感想で盛り上がっていました(苦笑)
なんらかの刺激?はあったみたいですね…。


ただ、予想してはいましたが、
演奏会を聴くマナーがなっていないのが痛かったかな。
演奏中にひそひそ話はするし、パンフレットを丸めてみたり…。
拍手もまともにしないし…(涙)

休憩時間に指導しました。
・お客さんはお金を払って集中して聴きに来ているんだから、邪魔になるようなことはやめること。
・演奏者はお客さんに感動を伝えようと頑張っているんだから、それに応えて拍手を一生懸命すること。
演奏会のマナーを教えるという教育実践です(苦笑)
こういう教育が重要だとわたしは思っています。

ここでついでにちょっと言いたいこと言わせてもらいますが、
演奏会に来ていた大人もひどかったんです。
・携帯電話が2回鳴った。しかも同じひと。
・演奏中の容赦ない咳払い。
・演奏者が全員舞台からはけていないのに、拍手が鳴りやんでしまう。
・組曲の楽章の合間での拍手。

大人がこのレベルですから、子どもだってわかるわけないですよ…(号泣)。

今後、演奏会の時には冒頭に演奏会を聴くマナーをレクチャーしたほうがいいとおもいます。
やんわりとね。
嫌味じゃなくて、知らんことは仕方がないのです。
学ぶことが重要ですから…。


いずれにしても、少しずつ室戸に音楽の文化が根付いていくとうれしいです。
音楽はこころを豊かにしますから。

こころの教育。
大人も子供も含めて、室戸の最重要課題の一つだと思っています。
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プロフィール

k.yuhora

Author:k.yuhora
琉球大学(学士)→筑波大学(修士)→北海道大学(博士)と北上してきました。
北大院生時代は、南幌町で離農した一軒家をお借りして、ミツバチと四季を感じながら暮らしていました。高知県室戸市の室戸ジオパーク推進協議会地理専門員を経て、現在、徳山大学経済学部准教授として働いております。

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